CYCLONE GRAPHICS inc.
CYCLONE GRAPHICS inc.

有限会社 サイクロングラフィックス

〒167-0054
東京都杉並区松庵3-24-11 ハイネス隆1-A
アクセス:西荻窪駅 徒歩4分
入り口はマッサージ店の角を曲がってすぐです。

CYCLONE GRAPHICS inc.

Hainesuryu1-A, 3-24-11, Shouan, Suginami-ku, Tokyo, 167-0054, Japan
ACCESS: Nishiogikubo Station 4-minute walk.
Entrance is just around the corner of the massage parlor.

サイクロングラフィックス 分室

〒167-0054
東京都杉並区松庵3-14-15 コアクリエート201

ANNEX

Corecreate201,3-14-15,Shouan,Suginami-ku, Tokyo,
167-0054, Japan

DEBONAIR DRIVE・パイロットフィルム

©朝倉世界一・PUBLISHED BY ENTERBRAIN.INC.

朝倉世界一先生の漫画「デボネア・ドライブ」を、アニメ化のためのパイロット・フィルムとして制作したものです。サイクロングラフィックスが2010年に企画・制作しました。この度、原作の朝倉世界一先生、コミックビーム編集部様から、HP上にて特別に公開のお許しを頂けたのでご紹介します。このパイロットフィルムは、これまで一般公開されていません。

はじめてのパイロットフィルム

企画・監督した加藤です。このフィルムは初めて自分たちの意思で企画したパイロットフィルムです。朝倉世界一先生のデボネアドライブが、本当にカッコよくって、可愛くって、こんなアニメを作りたいから始まりました。勿論、それは今もそう思い続けています。
キャラクターデザイン・アニメーターに久保まさひこさん、背景美術に中村隆さん、デボネア等のCGに設楽君、コンテ演出・映像周りは僕などなど、他も基本どのセクションも一人で作るスタイル。制作協力にマッドハウスさん。秀逸な才能たちと、四苦八苦しながら、なんとか完成にこぎつけ、足りない知識と僅かな伝手を頼りに買い手を探し歩いたのが懐かしい。十数年前は、今ほどアニメに理解の無い時代。自分たちの作りたいアニメを実現するということは、いかに大変であるかを噛みしめました。しかし、「捨てる神あれば、拾う神あり(これ、僕の座右の銘)。」某放送局で奇跡的にこの企画が通り、かなり具体的にアニメの企画化が進んだと思ったその矢先、無情にもあの2011年3月11日の東日本大震災が起きました。デボネアドライブの旅の道のりが、まさに被災した銚子から太平洋岸を経由して津軽。関係各社といろいろ議論を繰り返しましたが、当時の日本の状況では難しいと判断がくだされ、涙を呑んで企画は一旦、白紙となったのでした。

一般公開にあたって

まずは、これまでの感謝、感謝しかありません。それにつきます。
朝倉世界一先生。コミックビーム編集部さま。そしてアニメスタッフのみんな。本当にありがとうございました。そして、スタッフのみんなー、ありがとうぉおおおっ!このフィルムが、人目に触れられることが、まずはとても嬉しいです。嬉しいーーーっ!!

尚、このパイロットフィルムののアニメ映画化を希望されるプロデューサーの方々、興味ありましたら info@cyclone-graphics.com まで、是非是非ご連絡お待ちしております。

文・加藤道哉

「デボネア・ドライブ」とは

コミックビームに連載された、朝倉世界一先生の不朽の名作漫画。元クラゲのエチゼンくんとゲイのモモヤマさん、謎の少女マリちゃんが年代ものの国産車デボネアに乗って、元ヤクザの会長を老人ホームへ届けるために津軽を目指すことになるのであった。ハラハラドキドキの謎の追手とのカーチェイスを繰り広げながら、心をゆるーりまたーりとほぐしてくれる。かっこよくて不思議でハートフルなロードムービー。

パイロットフィルムスタッフ

原作:朝倉世界一(エンターブレイン/コミックビーム編集部)
監督:加藤道哉
作画監督:久保まさひこ
美術監督:中村隆
CG監督:設楽友久
制作協力:マッドハウス
企画・制作:サイクロングラフィックス

>> 朝倉世界一先生 ホームページ
>> DEBONAIR DRIVE・パイロットフィルム 作品情報