「ワンダンス」CGLOの採用
ワンダンスでは、CGLOを採用しています。このCGLOの工程はサイクロングラフィックスのパイプラインに組み込まれており、Googleドライブ上で作成されたバッチファイルから、Blenderによって出力される仕組みです。
話のCGLO/時間的制約のある中、複雑なレイアウトを速く正確に作成することを可能にしました。

作画においてカメラの構図や立ち位置などのレイアウトと呼ばれる工程を、3DCG空間上で演技やパースなどを維持したCGLOとして出力しています。
以下、具体的な参考例です。
①絵コンテによるCGLOガイド

②CGLO

③作画レイアウト

④演出修正

⑤作画監督修正

⑥総作画監督修正

最終画面

素材提供:マッドハウス(原画:菅原朋恵 様/演出:森洸貴 様/作監:竹内帆波美 様/総作監:田崎聡 様)
ワンダンスではこのように、レイアウト演出をCGLOによって円滑にコントロールしています。
(サイクロングラフィックス・加藤)
詳しいCGLOの制作工程をまとめたものを掲載しました。
「ワンダンス」CGLO制作工程